ウィルスの実態と影響範囲
パソコンがウィルスに感染すると、パソコンの中に、悪意のあるファイルが作成されたり、
悪意のあるソースコードが、パソコン内のファイルに埋め込まれたりする。
ちなみに、私がウィルスに感染したときは、下記の2つのファイルが、パソコンに入っていた。
C:\Documents and Settings\root\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Content.IE5\OSTUL0RG\a[1].htm
C:\Documents and Settings\root\AppData\LocalLow\Sun\Java\Deployment\cache\6.0\7\1bdacb07-44db9f40
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セキュリティソフトの会社に確認したところ、この 「a[1].htm」 と 「1bdacb07-44db9f40」 の2つのファイルが、 「ウィルス本体」 である可能性が極めて高いらしい。
海外のサイトを見たときに、このファイルが私のパソコンに入り込み (ウィルスに感染した状態になり)、
FFFTPのパスワードが盗まれて、サイトが改ざんされたのだ。
そして、FFFTPのパスワードが盗まれて、サーバ上にログインされると、
ウィルスは、高速でサーバ上のファイルを改ざんしていく。
ちなみに、私の場合は、下記のソースコードが、サーバ上のファイルに書き込まれていた。
今回、私が改ざんされたファイルは、「.htmlファイル」、「.jsファイル」、「.tplファイル」、「.htaccessファイル」の4種類のファイルだった。
サーバは全部で10台。 改ざんされたファイルの数は、10,000ファイル近くあった。まさに地獄だ。
パソコンがウィルスに感染して、FFFTPソフトのパスワードが盗まれて、サイトが改ざんされると、このようなことが起こる。
ちなみに、改ざんされたサイトを見た人も、ウィルスに感染する可能性がある。
「ウィルスというのは、本当に怖いもの 」 ということを、やはり認識しておかなければいけない。
なお、私がウィルスに感染したときは、FFFTPソフトのパスワードを盗まれて、
サイトを改ざんされたが、ウィルスの種類によっては、別の動作をするウィルスもいるはずだ。
どんなウィルスがいて、どんな影響があるのかは、一概には言えない。
ここでお伝えしている 「ウィルスの実態と影響」 は、私が実際に体験したことと、
影響をお伝えしているだけなので、これについては、ご了承いただきたい。
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